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ベルVeritaquilus vas Niguinem

森に住む変わった風貌の少年。

ベルはこの森の道案内を務めており、遭難してしまった旅人を見つけては声を掛けている。「黒い子鬼に助けられた」「フードの子供に案内してもらった」などというのは、大抵が彼の事である。

森で生まれ育ってきた彼ではあるが、時々は買い物をしに町まで下りてくる。いつも一人でいるため、市場では「きっと孤児なんだろう」と噂になり、密かに可愛がられているようだ。

いつも一緒にいる“紅い球体”のことはケイと呼んでいる。親しげに話しているようだが、周りからはベルの独り言にしか聞こえないのである。

 

ディアナDiana Luxlegem

ルクス村の長リカルドの一人娘。

母親譲りの活発な性格で、村周辺の森を探検するのが日課。危険な場所にも躊躇なく入ってしまう為、世話役のナラは気が気ではない。

従兄のヘクトルとは生まれた時から一緒に育っており、実の兄のように慕っているようだ。

ディアナの特徴的な白い翼、これは母方のアルジェの特徴であり、膨大な魔力が蓄えられている。その影響か常に浮遊しており、睡眠時ですら例外ではない。彼女にとって、空を飛ぶことは息をするのと同じくらい自然な事なのである。

靴を履くことすら嫌い、ちょっとした距離でも宙を泳いで移動する。そんな生活を続けていたためか、年齢の割にはいささか小柄に見える。

 

ナラNara Luxlegem

村長邸のメイド兼ボディーガード。

とても穏和な性格であり世話好き。ディアナの身の回りの世話を一挙に担っており、その光景はさながら姉妹のようである。

無類の本好きで、特に魔法に関する論文には目がない。村の書庫では飽き足らず、王都や新都アルジェの図書館にも出向いているようだ。

物理戦闘は苦手であるものの、魔法に関してはオールラウンダー。下級魔法であれば術式を丸暗記している程の才女で、護衛としての実力は十分だ。

元々は戦争孤児で、幼少期はレリエフ修道院で生活していた。それ以前の記憶が一切なく、名前は引き取られる際につけられたものである。彼女が両親の事や自分の本名を思い出せる日は来るのだろうか。

   

ヘクトルHector Luxlegem

村長の甥であり、ルクスレジェムの次期族長。

自分にも他人にも厳しく、非常に生真面目な気質である。そのため冗談を交えた会話は苦手で、煽られても気付かないことがしばしば。

弱冠18歳にして実戦経験は村一番のヘクトル。特に剣術の技量が群を抜いており、賊や魔物などのあらゆる脅威から村を護っている。

一方、魔法はほとんど使わない。世界的にも魔法で有名な血筋である事を考えると、何か理由があるのかもしれない。

気恥ずかしいのか、彼はあまり人前に姿を現さない。村で発生している問題ごとはナラやディアナを通じて情報を集め、密かに解決しているのだ。

   

ロクシアスLoxias Alge

ディアナの母と同じ、アルジェ出身の青年。

幼少期から英才教育を施され、13歳の時に史上最年少で賢者号を取得したという天才。学校の無かったルクス村に小さな学び舎を造り、教鞭を執っている。

ヘクトルがよくアルジェ村に寄宿しに来ていたため、幼馴染であり唯一無二の親友。教師になったのも彼の勧めである。

かつてロクシアスにはアルジェ特有の翼があったが、故郷が死都となる際に失われてしまう。これによって彼は魔力を溜めることも練ることも出来なくなったのだ。魔法の研究を生業とする一族の者にとって、これがどれほど惨めで絶望的だったかは想像に難くない。